BOOK
『決定版 寅さんの金言 現代に響く名言集』
著者:立川志らく
発売日: 2023年8月22日
価格:本体価1,500円、税込み価格1,650円
判型:四六判
ページ数:224ページ
発行:ART NEXT
販売:日販IPS
「男はつらいよ」の見どころも凝縮!
令和のいまこそ響く、寅さんの名言。
「寅さん博士」の立川志らく師匠が、山田洋次監督「男はつらいよ」シリーズ48作ごとの名ゼリフ=金言をチョイス。作品の見どころ解説とともに、名ゼリフに凝縮されたエッセンスを語り尽くします。
令和の現代に響く、寅さんの金言、喜劇俳優・渥美清の名演。「男はつらいよ」ファンなら、ぜひ手元に置いておきたい観賞ガイドとしてもおすすめです。
いまこそ世界に、寅さん映画を!
本書の特徴
- 寅さんの義理人情、滑稽な味わいを落語家の視点から深掘り!
- 古典落語の世界にも通ずる、「男はつらいよ」の世界観を解説!
- 寅さんだったら現代の世相をどう斬るだろう? その答えがここに!
- すらすらと読めて、映画のポイントが想起でき、観賞が超深まる!
本書で取り上げる名ゼリフ(予定)
ザマ見ろぃ。人間はね、理屈なんかじゃ動かねえんだよ。
第1作『男はつらいよ』
頭のほうじゃ分かっているけどね、気持ちのほうじゃ、ついてきてくれないんだよ。
第6作『寅次郎純情篇』
ほら、見な、あんな雲になりてぇのよ。
第9作『柴又慕情』
この人の幸せのためなら俺はどうなったっていい、死んだだっていい、そんなふうに思えるようになる。それが愛よ、違うかい。
第16作『葛飾立志編』
アイ・ラブ・ユー。できるか青年!
第20作『寅次郎頑張れ!』
俺から恋を取ってしまったら、何が残るんだ。
第30作『花も嵐も寅次郎』
男が女に惚れるのに、歳なんかあるかい。
第38作『知床慕情』
ああ、生まれてきてよかったなって思うことが、何べんかあるじゃない。そのために人間生きてんじゃねえのかな。
第39作『寅次郎物語』
貧しいね、君たちは。二言目には金だ。金なんかなくなっていいじゃないか、美しい愛さえあれば!
第43作『寅次郎の休日』
著者:立川志らく
1963年、東京生まれ。1985年、立川談志に入門。1995年、真打昇進。落語家、映画監督(日本映画監督協会所属)、映画評論家、エッセイスト、昭和歌謡曲博士、劇団主宰と幅広く活動している。山田洋次監督との親交も深く、監督も認めるほどの「寅さん博士」。
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